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開発システム

1.フロンによる地球環境問題

①オゾン層の破壊
・1970年代にフロン(R11やR12など)に含まれる塩素がオゾン層破壊の主因であることが判明
・国際的な取り組みとして1985年のウィーン条約の下、1987年にオゾン層破壊物質を無くす目的で、モントリオール議定書が採択 

*日本では1988年にオゾン層保護法が制定された

1989年 R11やR12などのCFC(クロロ・フルオロ・カーボン)規制開始
1995年 CFC生産全廃 → 全廃済み
1996年 R22などのHCFC(ハイドロ・クロロ・フルオロ・カーボン)規制開始
2001年 フロン回収破壊法成立
2020年 HCFC生産全廃予定

これにより塩素を含むフロンは全て規制され、
新たにオゾン層破壊物質を含まない代替冷媒が開発されたが・・・

②地球温暖化
・オゾン層破壊物質を含まないR404aやR401aなどの代替冷媒HFC(ハイドロ・フルオロ・カーボン)が地球温暖化に影響している事が問題視される
・1997年の気候変動枠組条約第3回締約国会議(COP3 京都会議)においてHFCが温室効果のある物質を有していることから排出削減対象に指定された 

*日本は地球温暖化効果ガスの排出量をCO2換算で
2008年~2012年(5年間平均値)で1990年の排出量の6%削減に合意

  
1999年の時点では、日本のCO2換算では温室効果ガスの排出量は10%の増加傾向にある

☆今後の地球温暖化への影響が加速されることを懸念し、早急な対策を講じる必要があります。

・冷媒の環境負荷及び特性

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・代替新冷媒 HFC(R404a、R410aなど)

オゾン層破壊係数は、0 ですが、地球温暖化係数は
二酸化炭素を1とした場合、数千倍にも及びます。

・自然冷媒(アンモニア、炭酸ガス、など)

アンモニア・・・オゾン層破壊係数、地球温暖化係数共に 0
炭酸ガス・・・オゾン層破棄係数 0、地球温暖化係数 1
地球環境問題にはほとんど関与しません。

2.ノンフロン冷凍システムの開発

『NH3/CO2 二次冷媒ループ方式冷凍システム』

・地球環境にやさしい自然冷媒を使用した冷凍システム

<基本冷凍サイクル>

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一次側の冷媒にはアンモニア、二次側には炭酸ガスを使用しており、二次側で吸収された熱は中間の熱交換器(カスケードコンデンサー)を介し一次側のアンモニアに受け渡されます。
*アンモニアは毒性はありますが、上手に使う技術を身につければ、優れた自然冷媒です。

●アンモニアは機械室に封じ込めるので安心・安全

一次側のアンモニアは機械室内でのサイクルで済み、屋内(冷却器側)へは炭酸ガスを送り込むため、万が一アンモニアが漏洩しても、人体及び被冷却物への影響はありません。

●炭酸ガスのサイクルはメンテナンスの必要性はほとんどない

二次側の炭酸ガスサイクルではオイルを必要としないためオイル溜り等の心配もなく、経年劣化による冷却効率の低下はほとんどありません。

・運用事例のイメージ

①CO2自然循環方式

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・CO2受液器を冷却器よりも高い位置に設置することにより、落差でCO2の供給が可能です。又、省エネに貢献します。

②CO2補助ポンプ強制循環方式

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・補助ポンプを使用することにより設置環境にかかわらず安定したCO2の供給が可能となります。

・本技術が採用された冷却設備

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・2005年 愛知万博において、マンモス展示場の設備に本技術が採用されました。

 
 

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